アートアニメーションの世界
先日は世界のアートアニメーションをご紹介しました。
今回は日本のアートアニメーションの筆頭にあげられる
山村浩二監督の作品、「サティの『パラード』をご紹介します。
『頭山』で世界的なデビューをはたし、以降、国際アニメーションの4大映画祭すべてで
グランプリにかがやき、華々しい活躍を続けておられます。
サティの「パラード」といえば、かの天才ダンサーをうみだしたディアギレフ率いる
バレエ・リュスの公演作品。脚本にジャン・コクトー、舞台美術&衣装はパブロ・ピカソ、
という夢の共演でした。
(タイムマシーンがあれば、絶対この公演を観にいきたいですね〜)
因みにピカソデザインの衣装はこんな感じだったよう。→
サティはこの時代に、サイレンやタイプライター、ラジオの雑音など、騒音や現実音を音楽にとりこんでおり、現代音楽の
さきかげとして、なくてはならない
偉人です。
私のような、サティ・ファンをも大いに喜ばせてくれるのが、この山村浩二監督の作品。
総時間14分ですが、冒頭から約5分をご覧ください。
山村浩二監督 短編アニメ「サティの『パラード』
山村アニメーションの詳細はこちらで
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